旅愁鉄道

旅愁漂う鉄道!国鉄及びJRについて語ります。

JR東日本新幹線戦略!その4「2つのミニ新幹線の失敗を帳消しにする奥羽新幹線の建設を」

現在、ミニ新幹線と言われる新幹線が、秋田・山形新幹線の2線あります。この2線は、大雑把に言って在来線の線路を標準軌に改軌しただけで、最高速度は時速130キロしか出せず、冬期の雪害も受けやすく、新幹線の最大の武器である速達性を全く生かすことが出来ていません。秋田新幹線にいたっては、大曲駅スイッチバック運転をする始末で、たった盛岡~秋田間127キロの距離に対して1時間30分も要している状態で、東京~秋田間は飛行機に大きく水をあけられている状況です。この2つのミニ新幹線の失敗を一気に解決するのがフル規格の奥羽新幹線(福島~秋田間)です。宇都宮~秋田間で時速360キロ運転を行えば、東京~秋田間は約2時間で結ばれ、実に1時間30分以上も時間短縮でき、飛行機を廃線に追い込むことができます。全国見渡しても、これ程投資効果が顕著な整備新幹線はありません。どうか、2つのミニ新幹線の失敗を帳消しにする奥羽新幹線の建設を!