旅愁鉄道

旅愁漂う鉄道!国鉄及びJRについて語ります。

165系急行「アルプス」登場!

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国鉄165系急行形直流電車 急行「アルプス」(TOMIX製品)

165系は、153系に替わる山岳積雪寒冷地向けの急行形直流電車です。基本設計は153系を踏襲(歯車比1:4.21)し、新型高速台車のDT32・TR69、高出力のMT54主電動機、力行時のノッチ戻し機構、急勾配を下る際の勾配抑速発電ブレーキ、床下機器の耐寒耐雪構造を採用した画期的な電車です。

上越中央東線及び山陽セノハチ越え用として昭和38年にデビューしました。急行「アルプス」の運用は昭和40年7月1日からで、模型の編成になったのは同年10月26日から11月30日にかけてです。ビュッフエが営業開始したのは同年12月1日からです。冷房取り付けは昭和44年5月から昭和47年4月にかけて行われました。

KATOのNゲージで製品化されている当編成は昭和57年11月14日まで運用されました。ちなみに、モハ164は、中央東・身延線専用の低屋根800番台です。

 

新宿~松本・信濃森上南小谷・身延・飯田

(新宿方)①クモハ165+②モハ164-800+③サロ165+④サロ165+⑤サハシ165+⑥クモハ165+⑦モハ164-800+⑧クハ165+⑨クモハ165+⑩モハ164-800+⑪クハ165+⑫クハ165

*付属編成の⑨~⑫号車は、一部急行「みのぶ」「こまがね」として運転されました。