EF64 37号機(茶色)登場!
JR東日本EF64 37号機(第5次形ぶどう色2号)直流電気機関車(KATO製品)
EF64 0番代は、昭和39年11月にF型新型高性能直流電気機関車初の山岳勾配線専用の強力形客貨用機として誕生し、試作機2両が奥羽本線福島~米沢間の板谷峠専用として福島第二機関区に配属されました。
EF64 0番代は、EF62をベースにして(主電動機MT52・歯車比1:3.83)重連総括制御・勾配抑速発電ブレーキ・客車暖房用の電気暖房交流電動発電機・耐寒耐雪装備を施していました(定格総出力2550kw)。
第1次形量産機が昭和40年に10両、第2次形量産機が昭和41年に16両、第3次形量産機が昭和43年に2両、第4次形量産機が昭和45年に6両、第5次形・第6次形量産機が昭和46年に9両、第7次形量産機が昭和48年に30両、第8次形・第9次形量産機が昭和51年に4両製造されました。EF64 0番代は、奥羽本線福島~米沢間が昭和43年の交流電化後は主に中央東線・中央西線で活躍しました。
このうち、高崎運転所のEF64 37号機は、JR東日本発足後、ATS-P型及び空転検知器が設置され、平成15年4月の全般検査時にぶどう色2号に塗り替えられました。
そして、平成21年3月14日のダイヤ改正から、寝台特急「あけぼの」を牽引することになり、長岡車両センターに転属になりました。
しかし、寝台特急「あけぼの」牽引が1年間で終了したため、翌平成22年3月に高崎車両センター高崎支所にもどりました。
平成21年3月から翌平成22年3月まで、寝台特急「あけぼの」を牽引した時の編成(機関車を含む)がKATOからNゲージで製品化されているので以下に示します。
上野~青森間(長岡)
(上野方)①オハネフ24+②オハネ25+③オハネ25+④オハネフ25+⑤オハネ24-550+⑥オハネ24-550+⑦スロネ24-550+⑧オハネフ24+カニ24
*①号車はレディースゴロンとシート、⑤⑥号車はソロ、⑦号車はシングルデラックス、⑧号車はゴロンとシート。