旅愁鉄道

旅愁漂う鉄道!国鉄及びJRについて語ります。

ED76 500番代登場!

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国鉄ED76 500番代(第2次量産機)交流電気機関車(KATO製品)

ED76 500番代は、第1次量産機が昭和43年8月に、第2次量産機が昭和44年6月から8月にかけて、函館本線小樽~旭川間の貨客用機関車として、22両が製造されました。特徴としては、極寒の地で使用するために、機器類の保温の暖房が強化され、耐雪ブレーキなどを装備して、耐寒耐雪仕様となっています。制御方式は、磁気増幅器サイリスタ併用に変更し、無電弧低圧タップ切換えを行う方式となっています(主電動機MT52・歯車比1:4.44)。客車用暖房装置は、容量の大きいSG5蒸気発生装置を搭載しています。そのため、車体長は0番代より、1m長い18.4mとなっています(定格総出力1900kw)。

さらに、500番代は重連総括制御付となっています。

ED76 500番代は、平成3年に津軽海峡線用として514号機がED76 551に改造されましたが、残った21両は、平成6年に全機廃車されました(551号機は平成13年に廃車)。

ED76 500番代はの急行列車牽引は「ニセコ」「大雪」「利尻」のみでしたが、NゲージでKATOから製品化されているED76 500番代及び急行「利尻」の編成を以下に示します。

 

急行「利尻」の昭和60年3月14日から昭和61年9月30日までの運用。

札幌~稚内

(札幌方)スユニ50+マニ50+①スハネフ14-500+②オハネ14-500+③オハ14-500+④オハ14-500+⑤オハ14-500+⑥スハフ14-500

(牽引区間)札幌~ED76-500~旭川~DD51~稚内