旅愁鉄道

旅愁漂う鉄道!国鉄及びJRについて語ります。

キハ283系「スーパーおおぞら」登場!

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JR北海道キハ283系特急形気動車 特急[スーパーおおぞら」(KATO製品)

キハ283系は、JR北海道が札幌~釧路間3時間40分台で結ぶことを目的に、キハ281系をベースに改良した制御付振り子気動車です。

特筆されるのは、急曲線対策として新しく開発された自己操舵付台車を採用したことです。年間の霧日数が多い釧路地区を走行するため、前照灯を9灯に増やし、前面の愛称表示器と側面の行先表示器をLED式に変更しています。車体傾斜角度を6度にしたため、冷房装置を床置きとし、低重心化を図っています。駆動用エンジンは、キハ281系と同じインタークーラー及び過給機付の直噴式N-DMF11HZA(355ps)を2台搭載しています。運用開始は平成9年3月22日からです。

平成23年5月27日に石勝線清風山信号場で発生した脱線火災事故で6両が廃車となり、平成25年11月ダイヤ改正で運転最高時速が130kmから120kmに引き下げられ、振り子機能も停止になりました。現在は54両が札幌運転所と釧路運輸車両所に配置されています。

このキハ283系は、NゲージでKATOから製品化されているので、その編成を以下に示します。

 

札幌~釧路間

(釧路方)①キハ283+②キハ282-100+③キロ282+④キハ282+⑤キハ282-100+⑥キハ283