旅愁鉄道

旅愁漂う鉄道!国鉄及びJRについて語ります。

EF58(初期形・小窓・特急色)登場!

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国鉄EF58(3次形ブルートレイン色)直流電気機関車(KATO製品)

 EF58は、戦後復興、輸送力増強のために計画された「車両整備5ヵ年計画」「電化5ヵ年計画」により製造された戦後初の旅客用電気機関車で、貨物用電気機関車EF15とできるだけ同じ部品を使うように計画された共通設計(主電動機MT42・歯車比1:2.68)の機関車です。昭和21年から昭和33年までに175両が製造され、そのうち3両が貨物用のEF18となりました(定格総出力1900kw)。

そのうち、3次形は、昭和29年から昭和33年まで製造され、正面窓上に水切りが取り付けられ、正面窓は小窓になりました。

その中で、昭和35年、20両がブルートレイン色となり、20系寝台特急客車の電動発電機とディーゼル発電機を持つ電源車カニ22の遠隔操作を行える制御装置が取り付けられKE59形ジャンパ栓を設置しました。

KATOからNゲージでEF58(初期形・小窓・特急色)及び寝台特急「さくら」が製品化されているので以下に示します。

 

寝台特急「さくら」の昭和35年7月20日から昭和38年12月19日までの運用。

東京~長崎間

(長崎方)カニ22+①ナロネ22+②ナロ20+③ナシ20+④ナハネ20+⑤ナハネ20+⑥ナハネ20+⑦ナハフ21+⑧ナハネ20+⑨ナハネ20+⑩ナハネ20+⑪ナハネ20+⑫ナハネ20+⑬ナハフ20

(牽引区間)東京~EF58~岡山~C62~下関~EF10~門司~C59~博多~C57~長崎

*昭和36年10月1日からEF58は糸崎まで延長、C57はC60に変更。

*昭和37年6月10日からEF58は広島まで延長、EF10はEF30に、C59はED72に変更。

*カニ22はカニ21の時がある。

*⑧~⑬号車は東京~博多間。